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越後亀紺屋藤岡染工場 新潟県阿賀野市中央町2丁目22-6
引き染めイメージ画像
漆黒や藍色 鮮やかな白を抜き美しい朱色を差す かつて印半纏(しるしばんてん)は、江戸庶民の仕事着であり、ユニフォームとして労働者の典型的な衣服であった。代表例のひとつとして、江戸の火消したちが着用した火事装束をあげれば、イメージしやすいのではないだろうか。日本の人口が急激に増加した江戸時代、木造家屋が密集した住宅地の防火設備は無いに等しく、小さな火事は即、大火事に繋がった。そのなかで火消しは、丈夫で自由に動ける衣服を必要とした。それが印半纏である。背中には一目で所属が分かる大胆なデザインの紋章が鮮やかに染め込まれた。現代においては、生活着として着用されなくなった半纏も、日本各地の祭りで欠かすことのできない存在、[祭半纏]として残っている。祭の際に神輿(みこし)を担ぐ男たちの背中には、今も変わらず紋章がリズミカルに躍っている。